第5話 最後の最後まで搾り取ります

おはようございます!
博厚堂はり治療院針灸院の深澤です。

前回は、「肺」水分調節機能についてお話させていただきました。

 前回のお話 呼吸ひとつも大切なんです

さて今回は、浮腫みのお話は一旦終了となりました。
今回は、食事と中医学にお話が戻りそうです。

それでは、気になる本編はこちらからどうぞ!

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まいちゃん:
 っはー! この水羊羹。
 滑らかで口触りがなんともいいですねぇ。。。

深澤先生:
 あずきは体にいい食べ物だからねぇ
 何よりほっとするわねぇ

 と、まったりしたところで。
 今回は、食べ物の行方と臓腑の関係の続きをお話ししたいと思います。

まいちゃん:
 はい!先生!
 今回もよろしくお願いします!

深澤先生:
 前回は、浮腫みから「脾」「肺」「腎」のお話をしたけど、
 今度は食べ物が、どうやって「便になるのか」というお話ね。
じゃ、行くわよ!

 まず食べ物は、「胃」に送られて「腐熟」され、
 「水穀の精微」が作られる。

 その「水穀の精微」「脾」によって
 体のあちらこちらに、必要な栄養として「運化」されのだけど、

 その残りのものは「小腸」に送られるのね。

まいちゃん:
 うーんと。
 以前お話しいただいた内容では、
 「脾」では「水穀の精微」「水湿」「運化」するんでしたっけ?

深澤先生:
 そうそう。
 正確にいうと、「脾」が「運化」するもの
 「水穀の精微」として取り出された体に必要なエッセンスである「清」
 このエッセンスである「清」つまり「穀氣」「津液」に当たるのね。

 で、残り物を「濁」と言って、それが小腸」に送られていくという流れね。

まいちゃん:
 えっとぉ。。。つまり。。。
 「胃」で、ドロドロに「腐熟」された食べ物は、
 「水穀の精微」となって、
 「脾」によって「水穀の精微」
 つまり「穀氣」「水湿」が「運化」
されて、
体全体に届けられる。

 んで、その残り物が「濁」として「小腸」に送られる、ということですか?

深澤先生:
 OK! 理解が早くて助かります笑
 では、ここからが「小腸」の役割ね。

 「小腸」では、「濁」として受け取ったものを、
 さらに「清」と「濁」に分けるの。

まいちゃん:
 ん?? また「清」と「濁」に分けるんですか?

深澤先生:
 残り物の中から、さらに使えるエッセンスを取り出すっていうことね。
 そして取り出された「清」は、さらに「脾」に送られて「運化」されるのよ。

まいちゃん:
 えっとえっと。。。
 つまりですよ、せっかく」で「清:水穀の精微」と「濁」に分けられたのに、
 まだ処理しきれなかった、ということですか?

深澤先生:
 そういうことになるわね。
 小腸で「清」を取り出した後
 「濁」からさらに「水分」も取り出すのよ。

 そうやって最後の残りカスから、さらに水分を取り出して「膀胱」に送り
 最後の最後の残りカスである「糟粕(そうはく)」が、「大腸」に送られるというわけ。

まいちゃん:
 そっかぁ。 最後の最後まで、搾り尽くすわけですね!

深澤先生:
 さらに!
 「大腸」では、その「糟粕」からさらにさらに水分を搾り取って「脾」に送るの。
 残ったものが「便」として体の外に出されるってわけね。

まいちゃん:
 !! まだ搾り取るんですか!
 そうかぁ。
 食べ物って、私たちの体の中で、すごく有効活用されているんですね。

深澤先生:
 だから、日々食べているものが大事なのよ。
 水分に至るまで、すべてものが体の中にエッセンスとして届けられるわけだから。

 もう一つ大切なのは、体の中に溜め込まない、という習慣ね。
 「出す」という機能が詰まらないように、
 しっかりと日々のチェックとメンテナンスが大切なのよ。

まいちゃん:
 そっちが本題ですね苦笑
 流れがわかったところで、
 これから、どんなことに注意したらいいでしょうか??

深澤先生:
 やっと本題に入れそうね。
 でも、長くなっちゃったから、
 注意点なんかは、次回、お話しするわね。

食事がどのように体の中で処理されていくか、について、
一通り説明が完了しました。
さて、ここからどんな注意点があるのでしょう??

次回、深澤先生から、
日々の注意点などについて説明がありそうです。

では、次回もお楽しみください!