繋がってるんです(花粉症編 その4)

こんにちは!
博厚堂はり治療院針灸院の深澤です。

前回は、熱と毒素と花粉症についてお話しました。

前回のお話 花粉症は爆発だ (花粉症編 その3)

そして気になる今回は、
なぜ症状が目や鼻に出るのか?
深澤流に中医学で切り込んでいきます。

さあ、花粉症編第4話、どうぞ!

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まいちゃん:
 深澤先生!
 篭った熱と毒素の爆発が花粉症だ、ということはわかりました。

 それで、花粉症で目と鼻が痒くなるっていうのは、
 どうしてですか?

深澤先生:
 それを説明するためには、
 「経絡」という体のつながりを知ってもらう必要があるわね。

まいちゃん:
 けいらく??

深澤先生:
 そう、「経絡」ね。
 まいちゃんは気功って知ってる?

まいちゃん:
 友達に誘われて、1回だけ行ったことがあります。
 手を当てられると、ふわ〜っとあったかくなるやつでした。

深澤先生:
 そうそう、そんな感じね。
 他にも、手のひらを5cm離して向かい合わせてると、
 なんとな〜く、あったかくなっていく感じがするでしょ?

 それが気功、つまり「氣」の正体ね。

まいちゃん:
 これ、体温の暖かさかと思っていました。

深澤先生:
 もちろん、それもあるけど、それだけじゃないのよ。

 この「氣」というのは
 体中に流れていて、臓器や血液や体液を動かす源になっているのよ。
 生命エネルギーみたいなものね。

まいちゃん:
 へ〜、そうなんですか!
 「氣」って、とても大切なものなんですね!

深澤先生:
 「氣」の説明をしだすと長くなるから、
 また別の機会にでもお話ししするわね。

 で、体の中の「氣」の通り道が「経絡」というわけ。

まいちゃん:
 へー、そうなんだ!

 その経絡が、花粉症で目や鼻が痒いのと、
 どんな関係があるんですか?

深澤先生:
 この経絡というのは、
 体のあちこちと繋がっていて、
 互いに関連するところに症状が出るの。

 例えば、は「肝」、鼻は「肺」とつながりが深い、とかね。

まいちゃん:
 「肝」って、肝臓のことですか?

深澤先生:
 うーん、確かに「肝」は臓器の肝臓とは関連が深いけど。
 西洋医学の臓器と中医学の五臓とは、全く別物で、
 分けて考えないといけないのよ。

まいちゃん:
 肝だから、肝臓かと思っちゃいますよね。

深澤先生:
 中医学の五臓六腑って、
 体の機能的な概念をあらわしていて、
 もっと広い意味を持つ抽象的なものなのよ。

 例えば「脾」というのが中医学の五臓にあるんだけど、
 実際そんな臓器、どこにもないでしょ?

まいちゃん: そうですねぇ。
 聞いたことないですねぇ

深澤先生:
 ちょっと話が逸れちゃったけど、
 中医学には、臓器に対応した気の流れがあって、
 それぞれが関連しあっているのよ。
 その原動力である「氣」を身体中に運ぶための連絡路が「経絡」というわけ。

 経絡を通って、「氣」は体をめぐり、動かしているのよね。

まいちゃん:
 そっか。
 ということは、さっき先生が言っていた
 「目は肝と深い関連がある」というのは、
 経絡が繋がっている、ということでもあるんですね。

深澤先生:
 さすが、察しがいいわねぇ!

 中医学でいう「肝」は、西洋医学の肝臓と機能が近いの。
 つまり解毒作用を司っている臓器になるのね

ちなみに肺は花粉を直接空気と一緒に吸い込むでしょ?
その刺激が鼻に行く、ということね。

まいちゃん:
 なるほど!
 毒素と熱でパンパンになった体の解毒をするのが「肝」
 そして、肝」に繋がっているのが目

 だから目がかゆくなるんですね。

深澤先生:
 そう!
 花粉症が目や鼻に症状が出やすいのは、
経絡と関係があるというわけなのよね。

まいちゃん:
 わかってちょっとスッキリしました!
 ありがとうございます!

 先生、なんだか私、中医学に興味が出てきました。
 もう少し、お話して欲しいです!

深澤先生:
 じゃあ、ちょっとだけ補足説明しようかしら??

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花粉症がなぜ起こるのか、
そしてどうして目や鼻が痒くなるのか。

お話はひと段落しましたが、
まいちゃんはまだ色々と聞きたそうです。

次回、今回のお話で出てきた内容について、
深澤先生から、「五行思想」にふれつつ、
もう少しだけ補足説明があります。

乞うご期待!

 

※このお話は、事例を基にしたフィクションになります。
実際の登場人物などは、深澤先生以外は架空の人物になりますので、ご了承ください。