早ければ早いほど(花粉症編 その6)
こんにちは!
博厚堂はり治療院針灸院の深澤です!
前回は、五行と「肝」と春について、
お話させていただきました。
さて今回は、
花粉症は、治るのか?というお話から、
漢方薬や針治療のお話を少々。。。
どうぞ、お楽しみください!
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まいちゃん:
「肝」は春になると伸び伸びしちゃって、
冬の間の熱を放出しだす。
だから春に花粉症になる人が多いんですよね。
先生、ちょっと思ったんですけど、
もし「肝」に熱をためずに過剰な熱を常に放出し続けたら、
花粉症ってよくなっていくんじゃないですか?
深澤先生:
そういうことになるわね笑
実際、ウチでも、根気よく治療を続けている人は
症状が良くなっていく人が多いわよ。
まいちゃん:
ということは、
花粉症もちゃんと治療すれば治る?
深澤先生:
症状が出なくなった人もいるわ。
針と漢方薬の処方による適切な治療を併用していくことで、
体質も改善するし、健康も取り戻して行けるのが、中医学なの。
まいちゃん:
そっかぁ!
なんで漢方薬って毎日飲むんだろうって思っていたけど、
体の中に溜まっているものを徐々に出していくからなんですね。
深澤先生:
歳をとればとるほど、
体の中には化学物質などの毒素が溜まっていくからね。
本当は、症状がひどくなる前、
早いうちの方がより早く効果的なのよ。
だけど、症状が軽い人や出ていない人は、
自分は健康だって思っちゃうでしょ?
まいちゃん:
確かに苦笑
わざわざお薬飲もうなんて思わないですね。
深澤先生:
体に合っているものを飲むと、
2、3日で効果がでだすから、
初めて飲んだ人はびっくりすることもあるわね。
まいちゃん:
え!? そんなに早いんですか?
深澤先生:
そうよ。
みんな時間がかかると思っているみたいだけど。
飲んですぐにお通じが来た!とか、
むくみがとれてきた、なんていう患者さんは
たくさんいるわよ。
加えて、針を使って、
経絡から直接熱を抜くと、さらに効果が高まるの。
まいちゃん:
意外でした!
もっと時間がかかるものだと。。。
深澤先生:
そんな誤解もたくさんあるからね。
だから、少しずつ、
こうやってお話しできたらと思ってますよ笑
まいちゃん:
先生!
もっと体のこと、知りたくなっちゃいました!
また教えてください!
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花粉症について、少しずつ理解が深まっていきました。
ただ、これだけでは流れの説明にすぎません。
来週は、これまで出てきた中医学の基礎的な知識について、
補足説明をさせていただければと思います。
では、来週以降も、
どうぞお楽しみください!
※このお話は、事例を基にしたフィクションになります。
実際の登場人物などは、深澤先生以外は架空の人物になりますので、ご了承ください。