伸びる? それとも、縮こまる??(「肝気鬱結」編 その2)

おはようございます!
博厚堂はり治療院針灸院の深澤です。

前回は、GWで羽を伸ばしたまいちゃんが、
新人くんたちの面倒を見るのに少々苦戦しているお話の中から、
深澤先生が、ある病状の疑いを鋭く見抜きました。

 前回のお話 憂鬱な季節がやってきた…(「肝気鬱結」編 その1)

さて今回のお話は。
まいちゃんと新人くんたちのお話から、
深澤先生が中医学のメスを入れていきます!

気になる本編は、こちらからどうぞ!

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まいちゃん:
 深澤先生、それで、
 私と新人くんたちの症状、
 というか共通点って、何があるんでしょうか??

深澤先生:
 以前に、「肝」のお話をしたと思うんだけど、
 今回もその「肝」が関係しているの。

まいちゃん:
 え!?
 「肝」って、花粉症で爆発していた
あの「肝」ですよね??

深澤先生:
 そうよ。同じ臓になるわね。
 まいちゃん、今回の新人教育では、相当気を使ったでしょ?

まいちゃん:
 はい。ある意味、ここしばらくの中で一番苦労したかも

深澤先生:
 「肝」は、春に伸びやかになるという話をしたけれど、
 本来、伸びやかに活動するはずが、
 新人くんたちに気を使ったために縮こまってしまい、
 体の中の「陰気」「陽気」バランスが取れなくなったのだと思うわ。

 本来「肝」の季節である春に、
 気持ちがしっかりと伸び切らなかったから、
 「肝」が司っている氣を巡回させる力(疏泄:そせつ)が縮こまってしまい、
 本来巡るはずの氣がしっかりと巡ることができず
 「気滞」という状態を作り出してしまったのね。

まいちゃん:
 そんなことも、中医学でわかるんですか!?

深澤先生:
 わかるんですよ〜笑
しかも、それは新人くんたちも同じなのよね。

 新人くんたちも、
 新しい慣れない環境でかなり萎縮していると思うの。
 そうすると、体にも心にもストレスが溜まるでしょ?

 この溜まったストレスで「肝」がバランスを崩して、
 やる気が出なかったり、
 情緒不安定になってしまったりしているのだと思うわ。

まいちゃん:
 へー!
 つまり中医学では、
 体だけではなく、
 氣の巡りや感情まで見ることができるんですね。

深澤先生:
 そうそう笑
 特に「肝」は「情志」、つまり感情を司る役割もあってね。

 「肝」と感情のお話を、少し詳しくした方が良さそうね。

まいちゃん:
 はい!
 私のイライラ泣き出しちゃうのと、
 やる気がないのが一緒っていうのが面白いです(^-^)

 先生、お願いします!

原因は、春の間に縮こまってしまった「肝」にあった!

でも、イライラやる気のなさ共通点があるというのは
一体どういうことなのでしょう??

深澤流解説は、次回以降まだまだ続きます。